One Point Advice

Q.10

検定とサロンワークのスカルプは違うのでしょうか

はじめまして。
ポイントアドバイスをいつも参考にしています。
1級は持っているのですが、検定の時のスカルプと、サロンワークでのスカルプの形はやはり違うのでしょうか?
よく先生に「先細りは駄目」「サイドは真っ直ぐ」「Cカーブは30パー」など言われました。
サロンで働く友達曰く、「サロンでは少し先細り」「サイド上げ気味にする」「ハイポイントはフラット気味」の方が綺麗で、持ちがよく、浮きにくいと言ってました。
山田先生が思うサロンワークでの持ちがよく、綺麗なスカルプの形どういう風な形ですか?
よろしくお願い致します。

Kana's Advice *10

こんにちは。いつも参考にしていただいてありがとうございます。
検定とサロンワークのスカルプチュアの形って、確かに何か違うような気がしますよね。検定でのスカルプチュアはナチュラルカラーということも手伝ってか、非日常的なイメージなのでしょうか。

でも、答えは『基本は検定試験の形』です。
サイドから見ても、表面から見てもまっすぐにのびたアウトライン、しっかりとしたCカーブ。ですがサロンワークにおいては基本形に加えて二点、私が気をつけていることがあります。
一つ目。お客さまの好みを取り入れること。
今はサロンワークがなかなか思い通りにできていないのですが、私にも十数年変わらず担当させていただいているお客様方がいらっしゃいます。ここ数年のジェル人気とは裏腹に、一度スカルプチュアの味(?!)を知った方達はやはりスカルプチュアを要望される方がほとんど。繰り返し担当させていただいているうちに自然と、その方の好みや、自爪と手肌に似合う形などが分かってきますよね。
その中でも特に要望が多いのは「末広がりにはせず、ほっそりさせてください」ということ。これは私にとっても最たる注意点。じつは、私個人的には少し先細りのスカルプチュアが好みなんです。エレガントで少し華奢に見えるせいか、指先がほっそりと女性らしい印象に仕上がりますよね。当然オーバルやポイントという形に近付けば近付くほどシャープな印象に変わっていきますが、あくまでもスクエアオフで、まっすぐのアウトラインにあまり響かない程度です。
次に多い要望は「もう少し短く」。意外かもしれませんが、ほとんどの方が検定の基本である10ミリ程度まで満たしません。せいぜい7〜8ミリです。そうなると、短くする→ハイポイントはベッド寄りに、少しつぶして、という形が自然です。さらに短くするのであれば、自爪に近い形になっていくと思います。
二つ目。デザインに合わせて工夫する。
先にも触れたように、基本であるナチュラルカラーだけを付けていかれる方は少ないかもしれません。アルディのサロンでもフレンチスカルプチュアやデザインスカルプチュアが圧倒的に人気です。でも、ファイルをしていたらデザインが削れてしまった!とか、フレンチのスマイルラインが薄くなって自爪のイエローラインが見えてきてしまった!などという経験はありませんか。
そんなパターンも予測して、フォームの角度を上げて、フラット〜上向きに付ける場合もあります。特に反り爪の方へのフォームは上向きです。そうするとサイドは上がり気味、ハイポイントはややフラットになることも。そういった時こそ、基本形と仕上がりのイメージが離れないように作っています。

最後に、全ての共通事項として。持ちを良くするためには・・・
・正しいプロダクトコントロール。ミクスチュアはとり方もつぶし方も大切です。
・爪に合った形(特に長すぎないこと)。フォームの合わせ方などもとても大切です。
・爪には混入物のないミクスチュアをのせる。ラメやホログラム、顔料が多めのカラーパウダーなどを使用する際はベースに薄くクリアやクリアピンクのミクスチュアを敷きましょう。
まだまだ細かい点はたくさんありますが、まずは「基本に忠実に」です。
頑張ってください!